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Nano Banana Pro の料金:1 枚あたりいくらになるのか
Nano Banana Pro は、Google 公式 API なら 1K・2K が 1 枚 $0.134、4K が $0.24、バッチなら $0.067 と $0.12(Google の料金ページを 2026 年 9 月 4 日に実読)。転売 API は $0.09〜$0.15。Gemini アプリの定額プランは、Google の日本語ページに枚数の上限が書かれていないため、そもそも 1 枚あたりの単価を計算できません。clize の従量ホスティングは画像モデル一律 $0.05/枚で、コマンドを実行すると課金の前に必ずこの見積もりが表示されます。以下、三つのルートを出典と取得日つきで並べます。
同じモデル、三通りの請求
Nano Banana Pro は Google の gemini-3-pro-image。モデルは一つですが払い方は三つあり、「結局いくらか」で話が噛み合わないのは、たいてい二人が別のルートに立っているからです。
- Gemini アプリの定額。月額を払って Google の製品内で生成します。1 枚ごとの計測はなく、Google の日本語ページには画像の枚数上限が書かれていません(2026 年 9 月 4 日実読)。上限が公表されていない月額から単価は出せません。分母が存在しないからです。
- Gemini API の従量課金。自分の Google API キーでトークン単位に払います。1 枚あたりの換算値を Google 自身が出しているので、ここだけが一次情報です。1K・2K が $0.134、4K が $0.24、バッチは半額。無料枠はありません。
- 誰かの転売。マーケットプレイスや API 仲介が卸で買って売り直す形で、1 枚いくら、あるいはクレジット単位。価格のばらつきはここに集中し、この検索語の上位もほぼここです。
clize も三番目です。そこは隠しません。違うのは金額より値段の形で、ホスティング経由の画像モデルは一律 $0.05/枚、1 円も動く前に見積もりが出ます。枚数を入れて試すなら画像生成コスト計算ツール(登録不要)へ。このページは、計算ツールが答えない「このモデルが各ルートでいくらか」だけを扱います。
解説記事の料金表を鵜呑みにしない
この検索語の上位は、国内 AI コンサル会社の解説記事がほぼ占めています。作りは丁寧ですが、料金表という一番腐りやすい部分を静的な表で持っているため、そこから古くなります。2026 年 9 月 4 日に Google の日本語ページと並べて読むと、こうでした。
| プラン | Google 公式(2026-09-04 実読) | 上位の解説記事の表 |
|---|---|---|
| Google AI Plus | ¥725 / 月 | 1,200 円/月・Pro 50 枚/日 |
| Google AI Pro | ¥2,900 / 月 | 2,900 円/月・最大 100 枚/日 |
| Google AI Ultra | ¥14,500 / 月(5 倍)、¥32,000 / 月(20 倍) | 36,400 円/月・最大 1,000 枚/日 |
| 画像枚数の上限 | 記載なし(利用上限は計算量ベースと説明) | 日ごとの枚数として明記 |
金額のずれだけなら「更新が遅い」で済みます。問題は最後の行です。Google 自身が枚数を約束していないのに、記事の表には「50 枚/日」という具体的な数字が入っている。読者はその数字で月額を割って単価を出そうとしますが、その分母は公式には存在しません。定額プランから 1 枚あたりの単価を出すことは、いまのところできません。比較できるのは従量課金のルートだけです。
クレジット表を 1 枚あたりのドルに直す
クレジットを売るサイトは 1 枚あたりの金額を書きません。ただし nano-banana-pro.io は自社 FAQ で換算表を公開しています ——「Nano Banana Pro は 1K が 12 クレジット、2K が 15、4K が 25」。ここまで出ていれば残りの割り算はこちらでできます(すべて 2026 年 9 月 4 日実読)。
| プラン | 金額 | クレジット | 1K 画像 | 1 枚あたり |
|---|---|---|---|---|
| Starter(月額) | $14.99 / 月 | 300 / 月 | 25 枚 | $0.60 |
| クレジットパック | $19.99 | 500 | 41 枚 | $0.48 |
| Pro(年額) | $287.88 / 年 | 14,400 / 年 | 1,200 枚 | $0.24 |
| Enterprise(年額) | $839.88 / 年 | 48,000 / 年 | 4,000 枚 | $0.21 |
同じサイト、同じモデルで $0.21 から $0.60 まで約 3 倍の開きがあり、割り算をするまで見えません。4K は分母が 25 なのでどの行もほぼ倍。しかも一番安い行は $839.88 の年間前払いです。もう一点、この検索結果で唯一のツール型ページ pricepertoken.com のこのモデルのページには、同日時点でこう書かれています ——「No provider pricing available for this model」。価格比較専門のサイトに、このモデルの価格がない。埋めようとしている穴の大きさはそれくらいです。
公開レート一覧(出典と取得日つき)
1K・2K の段だけを一覧にします。すべて出典つき、すべて 2026 年 9 月 4 日実読。単価を公表していないルートは推測で埋めません。円は 1 ドル = 155 円で概算(レートは変動します)。
| ルート | 1 枚(1K/2K) | 円の目安 | 出典 |
|---|---|---|---|
| clize(ホスティング) | $0.05 一律 | 約 8 円 | clize gen image が課金前に出す見積もり。--confirm なしなら無料で確認できます |
| Gemini API(バッチ) | $0.067 | 約 10 円 | Gemini API 料金 |
| kie.ai | $0.09 | 約 14 円 | kie.ai モデルページ |
| Gemini API(標準) | $0.134 | 約 21 円 | 同上。画像出力 100 万トークンあたり $120.00 |
| Replicate | $0.14 | 約 22 円 | kie.ai の自社比較表による(競合が競合を引用した数字。本体でも確認を) |
| fal.ai | $0.15 | 約 23 円 | 同じ表、同じ注意 |
| nano-banana-pro.io | $0.21 〜 $0.60 | 約 33〜93 円 | 同社公開の「1K=12 クレジット」表からこちらで割った値 |
| Gemini アプリの定額 | 算出不能 | — | 公式ページに枚数上限の記載がなく、分母が存在しない |
公式の行には注釈が二つ要ります。$0.134 は画像出力の分だけで、入力は 100 万トークンあたり $2.00(Google の換算で入力画像 1 枚約 $0.0011)が別建て、さらに思考モデルなのでテキストと思考の出力に 100 万トークンあたり $12.00 が上乗せされます。実際の請求は $0.134 を下回りません。バッチの $0.067 は待ち時間と引き換えの値段で、同期呼び出しとは別の商品です。
一律 $0.05 が何であって何でないか。ある日付における転売価格で、たまたま現在は Google の標準レートより下にあります。永続的な保証でも「最安」の主張でもなく、4K 中心のワークロードなら解像度別の段を持つ kie.ai のほうが有利なこともあります。一律が買っているのは底値ではなく見積もりやすさです。400 枚はプロンプトを書く前から $20.00(約 3,100 円)で、途中でモデルを替えても $20.00 のままです。
リトライ・参考画像・複数枚は加算されるのか
表面のレートを比べるのは簡単なほうです。実際の請求を決めるのは、捨てた生成・添付した参考画像・一度に頼んだ枚数の扱いです。clize 側は 2026 年 9 月 4 日に見積もりコマンドを実際に走らせて確認しました。
| 実行した内容 | 見積もり | 意味 |
|---|---|---|
gen image "…" | $0.05 | 基準。ホスティングのどちらの画像モデルでも同じ |
--ref a.png,b.png つき | $0.05 | 参考画像は加算されない。見積もりは出力枚数だけで決まります |
--model nano-banana-2 --n 2 | $0.10 | 2 枚 = 2 単位 |
--n 4 | $0.19 | 4 枚。この規模では端数がこちらに有利に丸まります |
| 生成が失敗した場合 | 返金 | プロバイダーのエラーや空の結果は残高に払い戻されます |
参考画像。商品写真やキャラクターシートを渡すのは「説明する」から「見せる」への切り替えです。トークン課金の API では入力として計測され、クレジット制では上位プランの機能にされがちですが、ここでは金額が変わりません。効くのはモデル側の上限だけ(nano-banana-2 は 14 枚、gpt-image-2 は 16 枚)で、超えれば課金の前に断られます。
リトライ。一発目をそのまま使う人はいません。どのルートでも捨てた生成は採用分と同じレートで課金され、ここも同じです。一律料金は採用率の保証ではありません。課金されないのは失敗した生成で、これは「気に入らなかった生成」とは別の事象です。
一度に複数枚。--n が意味を持つのは nano-banana-2 だけ。gpt-image-2 は 1 ジョブ 1 枚で、黙って 1 枚作るのではなく理由を書いて断ります。
$ clize gen image "赤い自転車" --n 4
❌ [400] gpt-image-2 uses the async path and makes 1 image per job;
run several jobs for more, or use --model nano-banana-2.
モデル名について一点。clize のホスティングでは --model nano-banana-2 が上流の nano-banana-pro に解決されます(プロバイダー側の別名表の一行)。clize 経由で Nano Banana Pro を使うなら、そのフラグです。
課金の前に見積もりが出る(実際の出力)
ここまでの数字は、弊社のものも含めて誰かの宣伝ページ上の数字です。30 秒で、1 円も使わずに自分で確かめられる部分を置いておきます。--confirm を付けずに実行してください。
$ clize gen image "壁に立てかけた赤い自転車" --model nano-banana-2
{
"quote": {
"model": "nano-banana-2",
"n": 1,
"size": "1024x1024",
"estUsd": 0.05,
"currency": "USD"
},
"message": "📋 Quote about $0.05 (1 image(s)). Add --confirm to generate
(confirm: true in MCP; charged to your clize balance, refused if it is insufficient)."
}
2026 年 9 月 4 日に端末から実際にコピーした出力です。フラグがないので画像は生成されず、課金も発生していません。生成して課金するのは --confirm を足したときだけ。事前承認の枠でこれを飛ばす手段はなく、上限額を上げてフラグを省く方法もありません。生成のたびに、その 1 回ごとに承認します。機能が足りないのではなく意図した制約で、無人で走るエージェントに渡しても安全な理由がここにあります。
正直な注意書き。clize CLI の表示言語は現時点で英語と中国語だけです(CLIZE_LANG=ja は英語にフォールバック。実測)。このページは日本語ですが、日本語 CLI を約束するものではありません。使ったあとの記録は clize gen list --modality image と clize balance で行単位に読めます。同じ課金ゲートの上に動画 1 本 $0.48、音楽 1 曲 $0.12 が乗っています。端末からの回し方はコマンドラインでの画像生成へ。
この一律料金でカバーしないこと
買う理由しか書いていない料金ページはパンフレットです。2026 年 9 月時点の縁を並べます。どれか一つでも不採用の理由になりえます。
- 解像度の段がない。Google は 1K/2K と 4K を別価格にしていますが、clize に 4K の商品はありません。
- 無料枠も試用クレジットもない。Google 公式 API にもこのモデルの無料枠はありませんが、転売系には初回クレジットを配るところがあります。
- ユーザー側で上限額を設定できない。ゲートは 1 回ごとです。CLI から設定できる月額上限はなく、暴走への備えは「後から止める天井」ではなく「1 回ごとに必要なフラグ」のほうです。
- 前払い残高で、数量割引もない。見積もりを賄えない残高ならコマンドが断られます。6,000 枚は 5 セントの 6,000 倍です。
- 日本語 UI はまだない。前節のとおり、CLI の表示は英語(と中国語)です。
残るのは狭い主張です。予測できる一つの数字が欲しい、Google の API キーを自分で用意したくない、課金の前に見積もりを見たい、失敗した生成では払いたくない —— その条件なら一律という形が合います。4K で単価を極限まで下げたい、キーとレートカードの管理は苦にならない —— それなら合いません。どちらも正直な答えで、違う質問に属しているだけです。
// よくある質問
Nano Banana Pro は 1 枚いくらですか?
Google 公式の Gemini API では 1K・2K が $0.134、4K が $0.24、バッチならそれぞれ $0.067 と $0.12 です(Google の料金ページを 2026 年 9 月 4 日に実読)。転売 API は $0.09〜$0.15。クレジットを売るサイトは各社公開の換算表で割ると 1 枚あたり約 $0.21〜$0.60 になります。clize はホスティングの画像モデル一律 $0.05 です。
無料で使えますか?
API には無料枠がありません。Google はこのモデルについて無料枠を提供していないと明記しています。転売系サイトには初回クレジットを配るところがあり、Gemini アプリの有料プランは 1 枚ごとの計測をしませんが、Google の日本語料金ページに枚数の上限が書かれていないため、そのルートから単価は算出できません。clize にも無料枠はなく、無料なのは見積もりコマンドだけです。
定額プランと API はどちらが得ですか?
枚数の上限が公表されている場合にかぎり比較できます。Google の日本語プランページには枚数の記載がないため、公式サブスクについては 1 枚あたりを出せません。クレジット制の転売サイトなら計算でき、年額 $839.88 のプランで 1K 画像 1 枚あたり約 $0.21、月額 $14.99 のプランでは約 $0.60 と、同じサイト内でも 3 倍近い差が出ます。安い行はいずれも前払いの年間契約です。
リトライや参考画像は追加で課金されますか?
トークン課金の API では、参考画像は生成分とは別に入力として計測されます。clize では変わりません。参考画像を 0 枚付けてもモデル上限まで付けても見積もりは $0.05 です(nano-banana-2 は 14 枚、gpt-image-2 は 16 枚が上限で、超えると課金前に断られます)。リトライは通常の生成として課金されますが、失敗した生成は全額返金されます。
Google の API キーは必要ですか?
公式ルートでは必要で、Gemini API はあなたの Google プロジェクトに課金します。clize のホスティング経由では不要です。上流の資格情報は運営側が一度だけ設定するプラットフォーム資格情報で、clize login のあとは自分で取得・貼り付け・更新するキーは一つもありません。フラグは --model nano-banana-2 で、上流の nano-banana-pro に解決されます。
課金する前に自分で値段を確かめるには?
clize gen image "プロンプト" を --confirm なしで実行してください。estUsd を含む JSON の見積もりと「Quote about $0.05 (1 image(s)). Add --confirm to generate」というメッセージが返り、画像は生成されず課金もされません。お金が動くのは --confirm を足したときだけで、しかも生成 1 回ごとに必要です。まとめて承認しておく枠はありません。
値段は自分の端末で確かめてください。
一度インストールして --confirm なしで実行すれば、このページに書いた数字がそのまま手元のターミナルに出ます。フラグを足すまで、生成も課金も起きません。
$ npm i -g @clize/clize && clize login $ clize gen image "壁に立てかけた赤い自転車" --model nano-banana-2[ Agent Media by Clize → ]