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HTML ファイルを公開する
.html ファイルをドロップすると、ブラウザとまったく同じ描画で表示し、そのファイルが自分のパソコンを離れた瞬間に動かなくなるものを一覧にします。そのうえで、本物の HTTPS アドレスに無料で公開できます。コマンドは 2 つ、登録は不要、このページから外へ送信されるものは何もありません。
.html ファイルをここにドロップするか、選択してください。FileReader でこのタブの中だけで読み込み、どこにも送信しません。
入力と同時にチェックします。プレビューは入力が止まって 0.3 秒後に描き直します。
スクリプトを許可し、このページには触れないサンドボックスの枠で描画しています。自分のフォルダにあるファイルへの参照はここでは解決しませんが、ページと一緒にデプロイすれば解決します。
HTML ファイルを公開する手順
チェックとプレビューはこのページで完結し、公開はターミナル(またはコーディングエージェント)で 2 コマンドです。ここでファイルがアップロードされることはありません。チェックはあなたのブラウザで動くスクリプトです。
- ファイルを開く。 .html ファイルを枠にドラッグするか、ファイル選択から開くか、HTML を貼り付けてください。FileReader でローカルに読み込み、サンドボックスの枠で描画するので、訪問者が見るものがそのまま見えます。
- 公開不可の項目を消す。 指摘には必ず行番号が付きます。「公開不可」は、ドメインから HTTPS で配信された瞬間に挙動が変わるものです。自分のディスクへの参照、http:// のサブリソース、viewport やタイトルの欠落など。「要確認」は、誰かがリンクを張る前に足しておく価値のあるものです。
- 公開する。 ファイルを index.html という名前でフォルダに入れ、clize claim で無料のハンドルを取り、そのフォルダに clize deploy を実行します。同じ 1 分のうちに HTTPS のアドレスが手に入り、同じフォルダは何度でも再デプロイできます。
ローカルを離れた瞬間に壊れるもの
file:///Users/you/Desktop/page.html で開いたファイルと、https://yourname.clize.app/ から配信された同じファイルは、同じ世界にいません。下の 4 つの違いが「ローカルでは大丈夫だったのに」のほとんどすべてを説明します。このページのチェックは、ファイルをどこにも送らずにそのすべてを見つけます。
| ファイルに書いてあること | ローカル | 公開後 |
|---|---|---|
src="file:///Users/you/…" | 画像が出る | 自分以外の全員で壊れる。パスは自分のパソコンの中 |
src="http://cdn…" | 読み込める | HTTPS ページでは混在コンテンツとして遮断。エラー表示は出ない |
href="style.css"、src="img/hero.png" | フォルダから読める | そのファイルも一緒に置いたときだけ読める |
<meta name="viewport"> がない | 誰も気づかない | どのスマートフォンもデスクトップ幅で描画してから縮小 |
気づいたときには手遅れになりがちな 2 つも報告します。<title> の欠落は、そのページに誰かが張るリンクの文字そのものになります。og:image の欠落は、チャットに貼ったときにプレビューカードが出ない理由です。公開するのではなく中身を見たいだけなら、HTML ビューアが同じ描画エンジンで、3 段階の幅と行番号つきの指摘だけを出します。
レンタルサーバーの常識と、静的ホスティングの違い
日本で「ホームページを公開する」というと、多くの人がまずレンタルサーバーの契約を思い浮かべます。エックスサーバー、さくらのレンタルサーバ、ロリポップ!——月額と初期費用を払い、コントロールパネルにログインし、FTP クライアントで public_html にファイルを転送する。この手順は今も正しく動きますが、その前提のほとんどは、1 枚の HTML を公開したいだけの人には必要のないものです。
| レンタルサーバー | ここ(静的ホスティング) | |
|---|---|---|
| 費用 | 月額 + 初期費用 | ハンドル・証明書・デプロイは無料 |
| アドレス | 独自ドメインは別途取得。初期ドメインは長い | yourname.clize.app をその場で取得 |
| 転送方法 | FTP / SFTP でファイルを 1 つずつ | フォルダごと 1 コマンド |
| SSL | 管理画面から申請して反映を待つ | 初回デプロイで自動発行 |
| PHP・MySQL | 動く(WordPress の前提) | 動きません |
最後の行が、いちばん大事な正直な線引きです。ここは静的ファイルを配るだけの場所で、PHP も CGI も .htaccess もデータベースもありません。お問い合わせフォームをサーバー側で受けたい、WordPress を動かしたい、という要件なら、レンタルサーバーのままが正解です。逆に、HTML と CSS と JavaScript だけで完結するページ——お店の 1 枚もの、資料、ポートフォリオ、生成したレポート——なら、月額を払ってサーバーを借りる理由はほぼ残りません。
それでも .htaccess でやっていた 2 つのことは、ここでは設定なしで済みます。/access/ のような末尾スラッシュの URL は /access/index.html をそのまま返します(リダイレクトを挟みません)。404 は、404.html を置けば本物の 404 を返し、置かなければ index.html に 200 で落ちます——後者はシングルページアプリのための挙動で、--not-found でどちらにも変えられます。
文字コードは公開前に片づけてください。 レンタルサーバー時代に書かれたページは Shift_JIS や EUC-JP で保存されていることが多く、<meta charset="Shift_JIS"> のまま UTF-8 前提の配信に乗せると、公開した瞬間に全文が文字化けします。nkf -w --overwrite page.html か iconv -f SHIFT_JIS -t UTF-8 で UTF-8 に変換し、meta も utf-8 に書き換えてください。上のチェックが見ているのは <meta charset> があるかどうかだけで、実際のエンコーディングは判定できません。そこは正直に書いておきます。
2 つのコマンドで、ファイルに URL がつく
公開はフォームではありません。一度インストールすれば、無料のハンドルを取るのも、公開するのも 1 コマンドずつです。「このページを公開して」とコーディングエージェントに頼んだときに実行されるのも、まったく同じ 2 つのコマンドです。同じ CLI だからです。
$ npm i -g @clize/clize && clize login
$ clize claim tokiwa
✓ tokiwa.clize.app はあなたのものになりました。仮のページが公開済みです。
$ clize deploy ./site --domain tokiwa.clize.app
{
"host": "tokiwa.clize.app",
"url": "https://tokiwa.clize.app",
"files": 2,
"notFound": "spa (auto)",
"geo": { "sitemap": "…/sitemap.xml", "llms": "…/llms.txt", "robots": "…/robots.txt" }
}
ハンドルは先着順で、手放すまであなたのものです。clize deploy が取るのはフォルダなので、ファイルを 1 つフォルダに入れて index.html と名付けてください。「1 ファイルだけ公開する」の作法はそれだけです。clize init --handle tokiwa で一度ひも付ければ、以降のデプロイに --domain は要りません。コマンドの一覧はコマンドリファレンス(英語)にあります。
ここでいう「無料」の中身
無料なのはハンドルと証明書とデプロイで、期間限定のお試しではありません。何を打ち込む前に判断できるよう、範囲を全部書きます。
- 本物のアドレス。
yourname.clize.appを HTTPS で。証明書は自動発行です。あとから独自ドメインを向けても、ファイルを動かす必要はありません。 - 複数ファイルのサイトも。 フォルダの中身はそのまま上がります。ページ、CSS、画像、フォント。1 ファイル 90MB、1 サイト 5GB まで。
- 必要なら本物の 404。
404.htmlを置けば未知のパスは本物の 404 を返し、なければindex.htmlに 200 で落ちます。--not-foundで上書きできます。 - きれいな URL。
/access/は/access/index.htmlをそのまま返します。レスポンスは 5 分間の公開キャッシュです。 - 機械が読む面は自動生成。 デプロイのたびに、ファイル一覧から
/sitemap.xml・/llms.txt・/robots.txtを返します。同名のファイルを自分で置けば、そちらが優先されます。 - 同じ名前のメールボックスも(任意)。
clize claim yourname --emailを使うとsupport@yourname.clize.appで受信もできます。
ないもの: ビジュアルエディタはありません。あなたのページの手前に広告ページが挟まることもありません。HTML はあなたが書くか生成し(手書きでも、すでに使っているエージェントに頼んでも構いません)、デプロイはそのバイト列をそのまま公開します。
// よくある質問
HTML ファイルを無料で公開するにはどうすればいいですか?
ファイルをフォルダに入れて index.html という名前にし、そのフォルダを公開します。Clize ならコマンドは 2 つです。clize claim yourname で無料のハンドル yourname.clize.app を取り、clize deploy ./folder --domain yourname.clize.app でファイルを HTTPS の後ろに置きます。その前に、このページのチェックにファイルを通してください。自分のパソコンでしか動かない参照が見つかります。
レンタルサーバーを契約しなくても公開できますか?
はい。HTML と CSS と JavaScript だけで完結するページなら、月額を払ってサーバーを借りる理由はほとんど残りません。ハンドル、SSL 証明書、デプロイは無料で、FTP も要りません。ただし PHP・CGI・.htaccess・データベースは動かないので、WordPress やサーバー側で受けるお問い合わせフォームが必要ならレンタルサーバーのままが正解です。
1 枚の .html だけでも公開できますか?サイト全体が必要ですか?
1 枚で十分です。デプロイのコマンドが取るのはファイルではなくディレクトリなので、その 1 枚をフォルダに入れて index.html と名付けてください。同じフォルダの中身は一緒に公開されるので、あとからスタイルシートや画像を足すときもアドレスは変わりません。
公開したら日本語が文字化けしました。どうすればいいですか?
ファイルが Shift_JIS や EUC-JP のまま、UTF-8 として配信されているのが原因です。nkf -w --overwrite か iconv -f SHIFT_JIS -t UTF-8 で UTF-8 に変換し、head の meta charset も utf-8 に書き換えてから公開し直してください。このページのチェックが見ているのは meta charset があるかどうかだけで、実際のエンコーディングは判定できません。
このチェックにファイルを入れると、どこかにアップロードされますか?
いいえ。ファイルはブラウザの FileReader で読み込み、同じページの中のサンドボックス iframe で描画しています。サーバーには何も送信されず、アカウントも不要で、一度読み込んだあとはネットワークを切っても動きます。
公開したあとに画像が消えるのはなぜですか?
ほぼ必ず 2 つのどちらかです。src が自分のディスクのパス(file:///Users/you/Desktop/photo.jpg など)を指していて、それが他の誰にも存在しないか、http:// の URL で、HTTPS のページがそれを混在コンテンツとしてエラーも出さずに遮断しているかです。チェックはどちらも行番号つきで指摘します。
無料のハンドルではなく独自ドメインを使えますか?
はい。clize domain でドメインを購入または取り込み、--domain yourdomain.jp を付けてデプロイします。DNS レコードと証明書はその流れで設定されます。無料のハンドルはそのまま生きているので、先に公開してから名前を決めても構いません。
そのファイルに、持ち続けられるアドレスを。
インストール 1 回、名前 1 つ、デプロイ 1 回。ハンドルは手放すまであなたのもの、証明書は自動、同じフォルダは何度でも公開し直せます。
$ npm i -g @clize/clize && clize login $ clize claim yourname $ clize deploy ./site --domain yourname.clize.app[ Clize を使ってみる → ]